税金還付 廃車ベストセレクション

税金還付

廃車後に税金の還付を受ける

廃車した場合に、還付される可能性のある税金は「自動車税」「自動車重量税」の2つ。
いずれもあらかじめ、次の支払時期までの分を最初に支払っているものだ。その期間の途中で廃車にした場合、残りの期間分が返金される。
残りの期間が多いほど返金される額は大きいので、きちんと申請するようにしたい。


自動車税の還付

年度の途中に一時抹消登録または永久抹消登録された日を基準に、残りの期間の月割り額が還付される。
永久抹消登録の場合、解体された日が特定できれば、その日を基準とすることもできる。
抹消登録後、自動的に還付に関する通知が届くことになる。
月割り額は「自動車税の年額-(自動車税の年額×4月から抹消登録した月÷12カ月)」で求めることができる。


自動車重量税の還付

車検の残期間が1カ月以上ある車であれば、車検時に支払っていた自動車重量税の還付を受けることができる。
計算方法は、「納付した自動車重量税額×車検残存期間÷車検有効期間=還付金」となる。
ここでの「車検残存期間」とは、「確定日」の翌日から車検証の有効期間満了日までのことをいう。
また車検有効期間とは、車検から次の車検までの期間(新車なら36カ月、それ以外は24カ月)を示す。


なお、「確定日」とは、廃車方法の1「一時抹消登録+解体届出」なら一時抹消登録日か、その車が自動車リサイクルセンターに引き取られたと報告された翌日の「いずれか遅いほう」。
つまり、この時まだ解体が行われていなくてもいい。また廃車方法の2「永久抹消登録」の場合は、永久抹消登録日となる。つまり解体がすべて行われた後になる。
そして、解体届出(または永久抹消登録時に申請書)に記入して運輸支局に提出すると、自動的に税務署へ申請される。
その際、「自動車重量税還付申請書付表1」という証書が交付される。


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